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INTERVIEW

ASCAのニューシングル「CAHIN」は“絆”がテーマ!

INTERVIEW

現在オンエア中のアニメ『ダーウィンズゲーム』でオープニングテーマ「CHAIN」(2月26日発売)を担当し、注目を集めているASCA。彼女は2017年の11月にシングル「KOE」でメジャーデビューを果たし、昨年11月には1stアルバム『百歌繚乱』をリリース。その後は東名阪でワンマンツアーを行うなど、精力的な活動を続けてきた。パンチのきいた歌声と卓越した表現力で、すでに多くのファンをつかんでいる。2020年は「CAHIN」のリリースに加え、4月からは全5ヶ所でのツアー“ASCA LIVE TOUR 2020 -華鳥風月-”の開催が決定。勢いに乗っている(ツアーファイナルは4月29日 東京・恵比寿LIQUIDROOM)。さらに先日、TVアニメ『白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE』のオープニングテーマを西川貴教+ASCAのコラボで担当することが発表されたばかり(TVアニメ『白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE』は2020年4月6日(月)より、TOKYO MXほか各局にて放送開始)。今年、さらなる飛躍が期待されている彼女に、新曲「CHAIN」に込めた思いを語ってもらった。

「CHAIN」はファンの皆さんがいたからこそ書けた詞なんです!

――ニューシングル「CHAIN」はアニメ『ダーウィンズゲーム』のオープニングテーマとして絶賛オンエア中ですが、アニメのストーリーに関してはどんな印象でしたか?

ASCA:お話をいただいた時点では原作を読んだことがなかったので、まずはマンガを全部読ませていただきました。もう手が止まらなくて、すごい勢いで最新刊まで読み切ったんです。そこで、自分がこのオープニングテーマを歌わせていただくにあたって、まずどんな思いを込めて歌うのかを考えました。ストーリーとしては、主人公のカナメが理不尽な状況でゲームに巻き込まれて、最初は孤独だったのに、どんどん仲間が増えていくんですね。その展開がすごく印象に残ったんです。私自身も去年の4月に初めての
ワンマンライブがあったり、11月にはデビューしてちょうど2年っていうタイミングだったんですけど、応援してくださる人が増えたり、スタッフの皆さんにも支えていただいてるなっていう実感を改めて実感した時期で。そんな時に『ダーウィンズゲーム』の
お話をいただいたので、すぐにストーリーに入り込めました。それで“絆”をテーマに作詞をさせていただいたんです。

――なるほど。だから「CHAIN」というワードを使ったんですね。納得です。しかも、こういうアッパーなサウンドには感情をこめやすかったんじゃないですか?

ASCA:曲を作ってくれている重永亮介さんは、デビュー当時から関わってくれていて、私の歌いやすい音域とか歌い回しを熟知してくれているんです。だから、サウンドに関しては不安要素が一切なくて。その上で曲調も『ダーウィンズゲーム』にはピッタリだ
し、オープニングの映像と重なった時も、爆発力がある楽曲になったと思いました。ちなみに、重永さんもマンガを全部読んでから作曲したそうで、そういう部分からもアニメの世界観にすり寄っていったのかもしれないですね。

――ファンの方からはどういう反応が届いてますか?

ASCA:“この曲は、ファンの皆さんがいてくれたから書けた詞です”っていうコメントは公開しているんです。それを踏まえて聴いてくれた方からは“嬉しくて震えが止まりません”っていう感想をいただきました! 「CHAIN」はCDの発売前に、先行配信で世に出していたんですけど、曲を聴いた人達がその時点で歌詞をしっかり読み取ってくれていたのが嬉しかったですね。

――CDにはちゃんと歌詞カードがつきますが、配信では曲のみですもんね。

ASCA:そうなんです。中には、アニメのオープニングを聴いて、そこから歌詞をおこしてツイッターにアップしてくれた人もいて……ありがたいですよね。

――歌詞には背中を押されるような言葉も多いですし、そこに共感する人も多い気がします。“絆”という観点からも、みんなで戦っていこうっていうパワーを感じますね。

ASCA:デビュー当時は、“孤独の戦士”みたいな表現を使った歌詞が多かったんですよ。それが今回、詞を書こうとした時に浮かんできたのが、応援してくれるファンのことだったんです。だから「CHAIN」は、いいタイミングで歌詞を書かせてもらったなって。

――じゃあ、歌詞はあっという間に仕上がった?

ASCA:とにかく伝えたい言葉とか、使いたいフレーズがどんどん出てきて……。逆に言葉が入りきらなかったくらい。そんな経験も初めてでした。いつもは言葉を絞り出して、苦戦しながら作詞してきたので。

――言葉に勢いがあるのは、そういう作詞エピソードがあったからかもしれませんね。ライブでもすごく盛り上がる気がします。

ASCA:実は先行配信をする前にツアーがあったので、曲が世に出る前にライブで初披露しているんです。初日が大阪だったんですが、お客さんのノリがもう“完璧じゃない?”ってくらいでした。

――すでに大盛り上がりだった?

ASCA:どこかで音源が漏れていたの?っていうぐらい、皆さん楽しんでくださって……。感動しました!

――初披露の時って、お客さんにとっては知らない曲だし、棒立ちで聴く人が多いんですけどね。

ASCA:それを想像していたんです。そんな予想を上回る熱い反応だったので、この先のライブも楽しみなんですよね。

――カップリング曲もカッコいい曲が揃っているので注目ですね。2曲目の「いかれた世界だろ構わないぜ」は、どういうイメージだったんですか?

ASCA:曲を作ってくれたSakuさんも重永さん同様、ずっと制作に関わってくれているんです。Sakuさんはツアーも一緒にまわってくれているのですが、そこで「お客さんと一緒に叫んで歌える曲が欲しいよね」って話してたんです。だったら「CHAIN」のカップリングで作ってみようかっていうところから制作が始まりました。

――この曲にも勢いがありますが、ちょうどそんな曲を求めていた時だったんですね。

ASCA:去年の11月に1stアルバム『百歌繚乱』がリリースされたんですが、自分としてはそこで一段落した気分だったんです。1stアルバムを出すのはデビュー前からの夢だったので。だから、それ以降は第2ステージというか、もっと音楽で冒険したり、楽しむようにしていきたいなって思ってます。

――曲調にも歌詞にも強さを感じるのは、そういう気持ちの表れなんですね。

ASCA:実は今年の2月4日で、ちょうど上京して3年なんですよ。当時はデビューすることも決まってなくて、身ひとつで東京に出てきたんです。中には「デビューなんてムリだよ」って言う人もいたし、「そんな夢、かなうわけない」って言う人もいて。でも、そんな言葉も全部振り払って“やってやる!”っていう反骨精神があったんですね。もちろん、そんな気持ちはいまだに忘れてないですし、ファンの方の中にも夢を追いかけて頑張っている人もたくさんいるわけでですよ。そういう人達と一緒に叫べたら最高だなって。そういう思いを込めて歌詞を書きましたね。

――「いかれた世界だろ構わないぜ」にはASCAさんの反骨精神も込められていたんですね。

ASCA:そうなんです。私に「ムリだろ!」って言った人にも聴いて欲しいです。ただ、いちばん「ムリだろ!」って言ってたのは父親なんですけどね(笑)。

――なんと! 今は応援してくれているんですよね?

ASCA:どうでしょう(笑)。まだまだこれからなので……。今もまだ父親はライブに来てくれたことがないんです。でも、ラジオとか雑誌とかはいろいろチェックしているらしいですよ。

――じゃあ、このインタビューも読んでくれるかもしれないですね! あともう1曲、3曲目の「Don’t disturb」は、収録曲の中でもちょっと毛色が違う楽曲ですが、やはりいろんな曲に挑戦していきたいですか?

ASCA:この曲も「いかれた世界だろ構わないぜ」と同じように、もっと自分が楽しめばいいんだっていう気持ちが反映された楽曲になったと思います。もちろん、楽曲の幅はこれからどんどん広げていきたいですね。

――4月にはニューシングルを掲げたライブツアーも決定していますが、ツアータイトルの“華鳥風月”にはどんな意味があるんですか?

ASCA:今までのワンマンツアーも、タイトルを全部四字熟語で統一しているんですよ。去年の年末に行ったツアーも“百歌繚乱”で、アルバムタイトルと同じにしてます。ただ、“百花繚乱”の“花”を“歌”という字に変えてるんですけどね。

――粋ですね!

ASCA:“華鳥風月”に関しては、今回のツアーがちょうど春に始まるので、春にまつわるワードをさがしていたんです。その中で“花鳥風月”という言葉が目に入って。“花鳥風月”には自然の美しさを楽しむみたいな意味があるし、私自身もライブをお客さんともっと楽しめたらいいなと思って。タイトルは“花”を“華”に変えて、よりキラキラした感じを加えてます。去年、ツアーをまわった時、まさに自分の生きがいを見つけたってくらい、グッとくるものがあったんですよ。だからこそ、みんなで楽しめるようなライブになったらいいなって。

――しかも、ASCAさんは海外でもライブをされてますよね。今年は夏に2020年7月31日から8月2日に渡って”Rosengarten Manheim”で開催される「AnimagiC 2020」への参加も決定したそうで。海外のファンの方はどんな反応なんですか?

ASCA:ドイツは今回初めてなんですが、これまでもいろんな国のイベントに参加させていただいているんですよ。ただ、ライブの本数は日本に比べて圧倒的に少ないので、みんな「待ってたよ~!」って感じで受け入れてくれるんです。たぶん、私のことを知ら
ないお客さんもたくさんいると思うんですが、そういう人でも温かく受け入れてくれて。もう大熱狂っていう言葉でいいのかな、私がみんなを盛り上げなきゃっていうよりも、お客さんが私を盛り上げてくれるような感じで……。だから海外でライブをする時は、毎回感動が止まらないんですよ。

――今年もそんな経験ができそうですね! ぜひ楽しんできてください!

My recommendation spot in Japan
『東京タワー』
オススメの場所をひとつあげるとしたら東京タワーですね。東京タワーは私にとって、心の成長のバロメーターなんです。1stアルバム『百歌繚乱』に収録されている「このメロディに乗せて」っていうバラードは、私自身が作詞したんですが、初めてファンのみんなに向けて書いた曲なんです。そこにも“東京タワー”っていう言葉を入れたぐらいですからね。なぜ東京タワーにこだわるのかというと、私は実家が愛知だったので、高校の時から東京に通っていたんです。当時はなかなか活動が次につながらず、不安な時期によく東京タワーを見てたんですよね。当時は東京タワーに“お前なんかムリだよ”って言われているような威圧感を感じていたんです。それが最近、東京タワーが温かくて優しく見えた瞬間があって。それって、たぶん自分の心が成長したからだと思うんですよね。ちゃんと東京で頑張れてるんだなって。たまにライトアップされるのもグッとくるし、タワー内にもよく行きます。お土産の売店もどこか懐かしい感じがして、すごく落ち着くんですよね。昔からある建物なので、ずっと見守ってくれているんだなって思ってます。

【取材・文:海江敦士】

SINGLE
「CHAIN」
ASCA
Sony Music Labels inc. / SACRA MUSIC
【通常盤】
CDのみ
1,200円(+税)
2020年2月26日発売

<ASCA LIVE TOUR 2020 -華鳥風月->
2020.4.12 (日) 埼玉・HEAVEN’S ROCK さいたま新都心
2020.4.18 (土) 高崎・club FLEEZ
2020.4.24 (金) 愛知・E.L.L
2020.4.25 (土) 大阪・LIVE HOUSE バナナホール
2020.4.29 (水・祝) 東京・LIQUIDROOM

https://www.asca-official.com/